ネイリストに必要なスキルとは?
@ネイルの基礎知識と技術
爪の基本的な知識
皮ふの付属器官である爪は、手や足の指先を保護する大切な役割を担っており、ネイルを学ぶ上でも爪の基本的な知識を身にるけることが重要です。
爪の構造や病気、皮膚に関する事などを知ることで、必要なネイルケアや爪に異常があった場合にやってはいけない施術などの判断ができるようになります。
ケア
爪の手入れで一番大切なことは、爪を傷つけないこと。爪の構造を理解したうえで、爪やすりを使用して爪先の形を整えたり、余分な皮膚や角質を除去する甘皮ケアなどがあります。
フットケア
ネイルケアは足の手入れも重要です。甘皮のケアや爪の長さや形を整えたりするのはもちろん、足裏の角質ケアやケア後の保湿などもあります。
マッサージ
適量のクリームやローションを使って血液やリンパ液の流れをよくする為にマッサージを行います。爪の色が良くなるなど美しい爪の成長に役立つだけでなく、腕の疲れや肩こりなどリラクゼーション効果もあります。
カラーリング
ポリッシュ(ネイルカラー、マニキュア)を使って、爪に色を塗るカラーリング。
施術の手順としては、爪のタイプに合わせてベースコートを塗り、カラーリング、トップコートを施します。カラーリングを落とすには、ネイルリムーバー(除光液)を使います。
ネイルアート
グラデーションやドット、マーブル模様などネイルにデザインを施します。主にフレンチネイル、ラメ、ホログラム、3D、ペイントなどに分類されます。
ジェルネイル
紫外線(LEDライト)で固まる合成樹脂で作るネイルです。 耐久性・持続性が良く個人差はありますが、2〜3週間程きれいな状態を保つことができます。爪への負担も少なくツヤのある美しい爪に仕上げる為、ネイルサロンでは圧倒的な需要があります。
スカルプチュアネイル
専用のアクリルパウダー、リキッドを使って人工的に爪を造形します。自分の爪を延長する要領で希望の長さ、形を作れるため、自分の爪にピッタリとフィットし、簡単に取れないのが特徴です。
硬さもあり、丈夫ですが、浮いてくると隙間に入った水分でカビが発生することがあり、2、3週間ごとにサロンでのケアが必要となります。
オーダーチップ
個人の爪の大きさに合わせて作るネイルチップのこと。両面テープでつけるため、はがれやすいのが難点ですが、必要なときだけ利用できる手軽さと、複雑なデザインや3Dアートなど時間のかかるデザインでも出来上がりを付けるだけなので、施術時間が節約できます。
爪のトラブル対処(リペア)
「爪が割れてしまった」「爪がはげてしまった」「爪が2枚づめになった」など様々なトラブルにも対応できる知識や技術が必要不可欠です。
Aお客様への接客対応
接客対応
接客のマナーや会話の技術を身につける必要があります。お客様に対する言葉遣い、ご予約を承る際や苦情の際の対応の仕方、メールや手紙などを送る際の文面などお客様に誤解・不快感などを与えないことが大切です。
記事協力
ヒューマンアカデミー ネイル講座