長持ちさせるためには、すべての工程で手抜きは禁物。通販サイトなどでは、簡単にできるとうたっているものもありますが、ジェルネイルは一歩間違えれば爪を痛めることにもなります。ジェルネイルを安全に長持ちさせるために、基本の流れをおさえておきましょう。
表面にあるダスト(ほこりや削りかす)を除去します。
★ 繊維が残らないものを使うこと!
★ 専用のニッパーをお持ちの方は、甘皮が残っていたらニッパーでカットしましょう。
余分な油分を取るために、「プライマー」という液を塗ります。
★ 油分が残っていると、ジェルがうまくのらず、リフトの原因になります。
市販だと1,000円〜2,000円くらいです。
このプライマーを付けることでジェルを剥がれにくくする効果があります。
爪の上部2/3は筆を寝かせて、表面にすりこむように塗る。
残りの1/3の根本はのせるように塗る。この時、大量に根元に塗って甘皮についてしまうとリフトの原因になります。
★ 表面がでこぼこしていても、ポリッシュと違いジェルは時間を置けば平面になってきます。
先に親指以外の4本を塗って4本ライトにあて、硬化が終わってから親指を塗って親指のみライトにあてます。5本すべての指を塗ってライトに入れてしまうと塗ったジェルが横に流れてしまったり、親指にうまくライトがあたらず硬化不良を起こすことも。
★ UVライトはジェルを硬化させるためにあります。
★ ライトとジェルは対応するワット数のものを選びましょう(例:36Wのライトであれば36W用のジェルを使う)
甘皮にジェルが付いていませんか?
ジェルが付いているとその箇所から剥がれやすくなってしまいます。
言うのは簡単ですが、初心者だとこれが意外と難しいかもしれません。
使用直前に撹拌します。
★ 気泡が入らないように注意してください。
1度塗り:4本→ライト、 親指→ライト
UVライトのあて過ぎには注意が必要!
ジェルの種類・色によってライトをあてる時間は異なるので事前によく確認しておきましょう。
2度塗り:4本→ライト、 親指→ライト
メーカーによって金額はいろいろ。
プロのネイリストは、出来上がりのツヤや使用感などを基準に自分に合ったものを選んでいるそう。
カラーで失敗が多い!という方は
短期レッスンでお得に学ぶ方法も
デザインで使用するラメ、パール、ラインストーンを準備。
ラメのラインを細く引きます。
★ クリアジェルとラメはアルミホイルの上で混ぜておく。
のせる爪の部分にクリアジェルをつけておき、その筆の先でパール・ラインストーンを1つずつ拾い上げて、爪の上にのせる。
UVライトはそのつどあてます。
デザインだからこそ、技術が無いとできないものが多いもの。
今回断念したフレンチネイルは、単純そうに見えて実はラインよりもさらに難易度高め。
デザインのレパートリーを増やすには?
一度はアートの基礎を学んでおこう!
トップジェルを塗る。
UVライトはトップジェルを塗った指からあてていきます。
★ パール・ラインストーンの周りは厚めに塗りましょう。
★ トップコートの場合は、ライトをあてていると熱さを感じることがあります。
ジェルが硬化する時に、硬化熱というものが発生します。爪が薄い方は特に、この熱を感じやすいのです。
不安な場合は数回に分けてあてるなどの対策をしましょう。
クリーナーを浸したコットンで爪の表面をふき取ります。
これでつるつるに!
甘皮を押し上げた部分にキューティクルオイルを塗ります。
★ 指先ですりこむようにします。
この記事で紹介しているのは、ジェルネイルのやり方の一例です。ジェルの種類、爪の状況によって使用する道具・内容・工程は変わってきますので、ご了承ください。
ジェルネイルには、爪の健康に関わる内容が含まれています。セルフジェルネイルの場合であっても、一度はプロに学ぶことをおすすめします。
また、温泉やプールに入る頻度の高い方は、通常よりも早くリフトします。
ネイリスト 栗原さん
ネイルスクールを卒業後サロンワークを経て、2012年に念願のネイルサロンを開業。
少人数制のサロンでは、デザインのオリジナリティが好評。
現在は介護施設訪問ネイル「マーガレットネイル」にも所属。
ネイルを通じて様々な方に、リラックスしていただける空間を提供したいと、活躍の場を広げている。
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